
今回は少しゆるくはなく重めの話
去年祖父が心臓弁膜症になり手術するしないの話があった
たまにSNSとかネットニュースで目にするけどあまり深くは考えてこなかった
「延命医療」について考えた整理的な感じで書いておこうと思いました。
もともと延命には違和感があった
正直に言うと、以前からSNSなどで延命医療の話題に対しては否定的だった。
理由はいずれ人は死ぬし最近よく話題になる社会保障費の問題です。
後期高齢者とか寝たきりの方で回復の見込みがほとんどない状態でも医療を続けるのってどうなんだろう?ただこうした話になったら「それが自分の家族だったら同じことが言えるのか」とか「見捨てるのか」「命の選別だ」「冷たい人間だ」みたいなコメントがついてるのをよく見かけてた。政治家はじめ表にでてる人がわざわざそんなリスク追うわけないし触れるな危険みたいなテーマだよな~て思ってた。
実際問題たしかに自分の家族だったら意地でも延命してって手のひら返す
可能性もあるのかなって
延命で儲かるとしたら…
延命の話で質が悪いな~と思うのは延命によって年金や保険給付が続き
結果として家族の生活を支えているケースもあるらしい。
もし延命することで毎月いくらかでも収入になるとして
家族が生活苦だったら「申し訳ないけど延命して」と考えになる人が
いるのはまあわかる。
延命は倫理だけで割り切れる問題ではなく損得もあったり
生活や感情と強く結びついているんだなと感じた。
実際問題延命した方が得だからなんて言えないだろうから
きれいごというしかないと思うけど。
祖父は「延命しない」という判断
そんなちょっと見かけたら一瞬考える程度だったけど
延命は完全に自分の問題になった。
去年の祖父が心臓弁膜症になり入院
「治すには手術が必要だが、手術をすると寝たきりになる」
と説明を受けた。
祖父本人、そして家族や親兄弟が話し合った結果、
手術や延命はせず自然な経過に任せるという判断になりました。
自分としても80後半だし無理に延命する必要はないのでは…という感覚だった。
孫なので口出しはしなかったけど。
こうした考え方に抵抗を感じる人もいるかもしれないが…
余生
その後一回入院したからあまり動けなくなり
外にはでれなくなりトイレの往復くらいしかしなくなったけど
なんだかんだで1年近く家でテレビ見たり外見たりしていた。
12月頃から祖父は食事が取れなくなり、
転倒をきっかけに再度入院することになった。
病院でもご飯食べないので点滴を受けながらの入院生活でしたが、
祖父にとってはストレスだったらしく点滴など勝手に取ったり
体起こすのも辛いため動かされそうになると暴れたってことで
安全のためベルトで固定されてしまい、さらにストレスだったようで
面会行ったら切れ気味だった。
病気を治療するわけではないのでずっとは入院できないので
-
緩和ケア病棟へ移る(見つかるまで入院)
-
点滴をやめて自宅に戻る(余命は1〜2週間程度)
といった選択肢が示されました。
祖父は病院ではなく自宅に戻ることを選んだ
「治らないなら殺してくれ」
入院前、家で祖父と雑談していたときのことだ。
朝方に「治らないなら殺してくれ」
と叫んでいる夢を見たと祖父が話してきた。
本人も「夢なのか幻覚なのか分からない」と言っていたが
体はほとんど動かず、寝たきりに近い状態で、
一日の大半を横になって過ごしていた。
その話を聞いたときにこれは単なる言葉の強さではなく
それだけ体も辛く精神的にも追い込まれているということなのかもしれない
と感じた。
この発言を聞いたことが今回深く延命について考えるきっかけになったと思う
延命は誰のためか
今祖父は家で寝たきりでもう起き上がれもしない状態で
時々泣いたり苦しそうな声を出している。
頭はまだ多少はっきりしてる分世話させてることに
多少の申し訳なさとか情けなもを感じているって印象。
祖父のように後期高齢者で回復の見込みがない、
手術して回復してもすぐ寿命だしって場合で考えると
やっぱ無理な延命には否定側だなと改めて思った。
安楽死だって制度としてあってもいいのにて思う。
祖父は認知症ではなく普通に会話できたから延命しないって
意思表示できたのでいいけど
本人の意思も分からない状態で続く延命が、
無駄に苦しみを長続きさせてるだけの可能性とかあるだろうなと。
最後に
延命医療の話は感情論やきれいごと、損得、世間体などが入り混じっていて、
これからも簡単に表に出てくるテーマではないと思う。
これからも祖母やその後は両親もあるのでまたしっかりと考える機会はありそうだ。
個人で延命に対するスタンスは違うと思うので特に他人に押し付けるつもりはないが
延命が本人にとって救いなのかそれとも苦しみが続くだけなのかは難しいなあと感じました。
自分が後期高齢者とかになるまでに安楽死法とかできてたらいいのにな。
祖父は多分もうじき逝くとは思うが残り少ない祖父との時間をすごしたいと思う。
おわり